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Q.HTMLメールを送る時の注意点はありますか?

下記の点に注意して原稿を作成してください。

■“標準的なHTMLメールのテンプレート”はありません。
作成されたHTMLメール原稿が、受信者側のメールクライアントやブラウザの組み合わせによっては、 正しく表示されない場合があります。 (例:「Outlook」を基準として作成したHTMLメールの場合、Gmail、iOSなどのメールクライアントでは 正しく表示されない場合があります。また、その逆も考えられます。) テスト配信を行い、正しく表示されているか複数の環境で確認の上、配信されることをお勧めします。

■どんな環境でも間違いなく閲覧できるHTMLメールテンプレートを作成することは不可能です。
様々なメールクライアントとデバイスで閲覧することを想定することが必要ではありますが、それら全てに 合わせてHTMLメール原稿を作成することは不可能です。 多くの方が利用されていると考えられる環境に合わせて作成されることをお勧めします。  

■ACSからHTMLメールを送信する場合には、「マルチパートメール(HTML/TEXT)」が送信されます。 HTMLメールの原稿には、画像や、色付き文字や文字のサイズを変えることができたりすることにより、 表現力の高いメールを送ることができます。 しかし、受信者側のメールクライアントの設定やセキュリティの設定によって、HTMLメールが開けない 場合があります。マルチパートメール(HTML/TEXT)は、1つの原稿の中にHTML版とTEXT版を合わせもつ ため、HTML版が開けない場合にも、TEXT版を開くことができます。 そのため、原稿作成時には、HTML版とTEXT版の両方の原稿を作成する必要があります。  

■「HTMLメール」を送ることで、開封率を取ることが可能です。
HTMLメール原稿内の画像URLをクリック測定に登録することで、「メールを開いた=画像が表示される」 となるため開封数が分かるようになります。  

■「HTMLメール」で使用する画像は、拡大縮小でサイズ調整を行わずに、 表示させたい大きさで作成を行います。
メールクライアント(Outlookなど)によっては、画像幅の設定が反映されない場合がありますので、 100px~600px程度で作成されることをお勧めします。 ※HTMLメールの幅は600px~700pxを推奨